お葬式をする事の意味を考える

2018年03月02日

考え方に合わせて多様化する埋葬の方式

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日本では古来より火葬した後に埋めるというのが一般的な供養の方法でした。しかし、昨今では様々な考え方が尊重されるようになっており、埋葬方法も多種多様になっています。昨今、選択する方が増えているのが散骨です。

散骨とは火葬を行った後に遺骨を2mm以下の粉末状にし、本人が希望した場所にまく方法となっています。命あるものは全て自然に還るという考え方に基づく埋葬方法であり、葬儀もまたそのスタイルに合わせた内容で実施されるケースが増えています。

まく場所は本人の希望次第ですが、海や山が好きな方はそこへ、中にはロケットで宇宙へと散骨する方もおられます。墓石を用意するよりも安価であることも大きな特徴と言えます。自然に返すという意味で樹木葬も多く行われています。

墓石の代わりに樹木を使用する方法であり、遺骨を土へと還していきます。散骨とは異なり遺骨を粉末状にする必要はありません。ただ、霊園によっては粉末状にしたり、土の中で溶ける素材に入れたりします。いずれも環境への影響が大きくならないように配慮されています。

最近では手元供養を選ばれる方も少なくありません。手元供養とはその言葉の通り、遺骨や遺灰を自宅で管理する方法です。遺骨の入れ物さえ用意すれば良いので金銭的な負担が非常に小さいという特徴があります。お墓はお墓で立てておいて、手元に一部を残しておくという方法もあります。遠方にお墓を立てることになった際によく用いられる方法です。



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